【初冬の里山散策 鳳来山】


家族旅行村からの鳳来山 と 奥は純白の鳥海山


【日 程】2007年11月25日(日)
【山 域】鳥海山
【山 名】鳳来山(858m)(ほうらいさん)
【天 候】晴れ
【メンバ】単独
【コース】家族旅行村→鳳来山→南高ヒュッテ→家族旅行村(周回)
(概 略)



家族旅行村(13:17)---(14:22)鳳来山三角点---(14:55)南高ヒュッテ---(15:08)登山口---(15:24)家族旅行村



世間様は三連休を謳歌しスキーを背負って楽しむ人もチラホラ、予定では何処ぞの山小屋で、今年最後の泊まりを楽しもうかなんて思っていた私が馬鹿でした。仕事やその他の野暮用で結局最終日しか時間が取れなかったのだあ〜('〆')

しかしながら、自分にとって近くて遠い山は確実にあるわけで、なかなか山行のチャンスは訪れず、棘のように心の片隅に引っかかっていたのだった。
そんなわけで、いつも眺めてばかりの鳥海の鳳来山に行って来た。

鳳来山へは家族旅行村から簡単に行くコースがある。出発が遅かったので今回はそこから入るが、先日の寒波で積雪が結構ある。最初くるぶし程度の深さだったが、上に行くに従いだんだん深くなる。これも体力作りと割り切り、額に汗しながら一人必死に登る姿を、木陰から熊がこっそりと眺め笑っていただろう。
何故か肝心要のかんじきを忘れたことに気付いたのは登山口に着いてから、不思議な赤滝の源頭を初めて間近に見ることが出来た。


   
雪に覆われた登山道   と   不思議な赤滝源頭部


上部は膝を越す積雪があり結構難儀するも何とか稜線に辿り着く。稜線の道は湯ノ台口から滝の小屋まで続くルートで、今から三十数年前に私は学校登山の折り、初めて鳥海に登った帰りに通った筈だが全然記憶にない。あの頃は体も軽く走って登れたんだろうなと思うが、今では見る影もない・・・
傍らには、ドライフラワーのような花を付けた灌木があった。


   
花を付けたまま冬枯れた灌木

横堂方面



鳳来山の山頂へは道がなく、稜線伝いに少し藪こぎして向かう。もう回りに高いところもないので、この辺かと思い見回すと、三角点の表示が雪面から少しだけ頭をのぞかせていた。雪を手でかき分けると標石が現れた。辺りを見回すも残念ながら藪で展望はない。

当初ピストンを考えていたが、ふと遠い昔日を思い出したら気が変わり、古い道を周回しようと急斜面をルートへ滑り落ちる。
今はほとんど通る人がいないと思われる蕨岡口への道を分け、稜線伝いに続く道を下るも、新鮮な感じがしたのは歳のせいかなあ。

じきに古いブロック造りの南高ヒュッテが現れ誰もいない中を覗く、きれいに整頓され快適な一夜が送れそうな雰囲気に、このまま泊まろうかという誘惑が・・・
融けかけた雪で足下おぼつかなく登山口へ、ここから家族旅行村まで車道を歩いてもよいのだが、折角だからと雪に覆われた登山道を行くも、重い雪が結構辛かった。
これも雪の季節を遊ぶ準備と考えれば、結構さわやかな気分になれた。
里山歩きも楽しいものである。


   
鳳来山の三角点   と   南高ヒュッテ


ぢつは・・・

お恥ずかしいことが・・・

この日、ここに来る前に・・・

もう一山歩いてきた馬鹿がこの私ですf(^^;)

そっちも見たいという奇特な方は↓↓↓ここをクリックしてください。

           「もう一つの別の里山」



そう言えば「もう一つの別の広場」というのが昔・・・

初めて鳥海に登った頃にあった○○○ですヽ (´ー`)┌ フフフ

いやぁ・・・

古いねぇ〜(笑)