「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
01.Happy Birthday 02.青空、ひとりきり 03.闇夜の国から 04.Make-up Shadow 05.東へ西へ 06.断絶 07.帰れない二人 08.飾りじゃないのよ涙は 09.リバーサイドホテル 10.ジェラシー 11.新しいラプソディー 12.とまどうペリカン 13.クレイジーラブ |
14.限りない欲望 15.氷の世界 16.最後のニュース 17.少年時代 アンコール 18.アジアの純真 19.Love Rainbow 20.夢の中へ 21.いっそセレナーデ |
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Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、 Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄 Chorus Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈 2009.05.25(月) 酒田市民会館「希望ホール」 |
公演の情報が流れたらすぐにチケットはソールドアウト、会場に入るとやっぱりね…
何人もの懐かしい顔との再会、今の井上陽水にこの日の観客が求めるものは、本人が一番良くわかっているのだろう。
最近このようなコンサートから足が遠のき、希望ホールにもクラシック以外足を運んだことがないような状態の私にとって、懐かしさとは裏腹にPAガンガンの音は、どうも抵抗がある。これも歳かなぁ?
ホールの残響時間の関係か、あるいは二階席の特性か、音がこもってしまって、聴き続けることが何とも辛い…
けど時間の経過と共に耳がだんだん慣れてきたのか麻痺したのか…
オラはやっぱり生ギター一本で歌う彼のスタイルが好きだなぁ〜
「帰れない二人」や「東へ西へ」の最初の方は懐かしくて、こみ上げてくるものあり。
井上陽水を初めて聴いたのは中学の頃、流行に敏感なクラスメイトが親にねだったギターで良く一緒に歌ったものです。
陽水氏は今回初めての来酒とのこと、そう言えばそうだよなぁ〜…
酒田は某有名人の発言で、コンサートのやりにくい街ワーストワンの風評が暫く続いたような気がする。
アンコール前に昔の映像が流れた。若かりし頃のヘアスタイルはパパイヤ鈴木のよう…
んが今は…
時の流れとは残酷でもあり、必然でもあり、氷の世界…
まあ、その分オラにも似たような現象が…
んが、人生を振り返る歳になったと言うことは、生意気にもそれなりの経験を積んだと言うことでもあり、当時聴いた唄が懐かしさとはまた違った響きで心に突き刺さる。
今回はデビュー40周年記念全国ツアーとのこと、会場を見回すとハレホレヒレハレ…
普段は仕立ての良いスーツ姿が似合いそうな風貌の人達が、妙に違和感が残るカジュアルな服装で、アルコールの助けを借りもせずに総立ちで盛り上がっている。
そうだよなぁ〜…
陽水さんだって還暦はとうに過ぎているはず…
休憩無しの2時間15分は、あっという間に過ぎていった。
歌った20曲余りは、ほとんどそらで歌えた。改めて聴いてみると、まあ何とも才能豊かな人だったんだなと思い知る。独特のメロディーライン、歌詞は、その時代の出来事を鮮やかに蘇らせてくれた。
「夢の中へ」では二階席の人達まで全員総立ちのノリノリ…
昔の"断絶"世代は熱かったのであ〜る。
陽水氏がデビューしたのは70年代、全共闘世代、しらけ世代とラップする。MCでも話していたが、既成事実に反発するアクティブな心意気云々は、若かったからだと…
でも、少しだけ若いオラ達の世代(5?年生まれ)には、格好良く見えたなぁ〜
ほとんどの男の子はフォークギター持ってたもん。
でもホントになぜ「ライオン」と「ペリカン」だったのだろう?