【雲中の立山ハイキング】


内蔵助カール

【日 程】2009年8月28〜29日(金、土)
【山 域】北アルプス
【山 名】立山(3015m)
【天 候】曇り
【メンバ】2人
【コース】室堂から立山三山周回


8/28室堂(7:30)---(8:23)一の越山荘---(9:20)雄山神社(9:40)---(10:10)富士ノ折立---(10:50)真砂岳---(12:05)剣御前小舎

久々の遠出、長距離運転はお手の物なれど高速料金が貧乏人には辛く暫く遠ざかっていた。行きは深夜割引、帰りは千円高速、もうちょっと待てば無料になると言う。
うまい話には裏があるというのは、貧乏人のひがみか?
有磯海PAまでほぼノンストップ、缶ビールを呑んで寝る。翌朝立山駅始発のケーブルカーで楽チンアプローチ、目指す立山は雲の中…


   
今回は軟弱に楽チンアプローチ

それでも朝早くから雄山を目指す人は多い。一の越山荘を過ぎると風が強くなってきた。
実に寒い。

   
2700m以上は雲に隠れていた   と   急登を頑張る相棒

展望は望めないが傍らに咲く花を愛でながら登る。トウヤクリンドウが多いなあ。

   
何という花だろう?   と   これはトウヤクリンドウ

雄山神社の中のストーブの傍で休憩、さすが3000mである。実に寒い。
時折切れる雲間に後立山連峰の稜線が見えた。五竜岳から鹿島槍までオラはまだ歩いてないのだった。
少しだけ欲望のかけらが芽生える。

   
雄山太鼓   と   雷鳥が現れた

楽しい筈の3000m稜線の闊歩は、強風とガスで何も見えず、ひたすら歩くのみ…
富士の折立を過ぎ急坂を下ると少し視界が戻りやっと北アルプスに来た感じがした。

内蔵助カールが実に良い。


これは別山

寒いので別山の登り返しが嫌になりズルをして巻道へ、後は御前小舎へ一直線に下る。本日宿泊一番乗りであった。

談話室で剱が姿を現すのを猫のようにしつこく待つ。が、結局一度も見えなかった。
夜来から強風に雨が混じる。
オラは酔っぱらって寝ちまったぁ…
結局朝まで一度も目が覚めなかったのだ(汗)

   
地獄の一丁目(笑)

翌日も天気は回復せず未練がましく小舎でぐずぐずする。結局雨の中雷鳥坂を下り、地獄谷を見物してからミクリガ池温泉で温泉を楽しむ。
思いの外良い温泉であった。
冷たいソフトクリームを食べたら後でお腹ゴロゴロ…(汗)


天上から轟く称名滝

前回見なかった称名滝まで足を延ばす。
上部は見えなかったがスンゴイ迫力である。ここを登った人がいるのかと思ったら背筋が凍った。

少し遅い夏休み、たまにはこういった山遊びも悪くない。