【二ノ滝 sanpo】
                       (XCスキー)


小雪舞う二ノ滝

【日 程】2008年1月20日(日)
【山 域】鳥海山(二ノ滝口)
【山 名】二ノ滝(500m)
【天 候】時々雪
【メンバ】単独
【コース】車道終点 → 二ノ滝 → 車道終点
(概 略)


車道終点(10:05)---(11:21)一の滝神社入口---(11:55)二ノ滝(12:45)---(13:52)車道終点


先週は雪が少なくてぼやいたら思いっきり雪が降った。もう里にはいらない。頼むから山にだけ降ってくれ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜

雪山に入るには遅すぎる出発、当然の如く先行者の巨大なトレースが伸びている。結構の人数だ。スノーシューのものと思われる踏み跡は凹凸が少なくXCスキーには最適、有難くトレースを使わせて貰う。
本当はフカフカの新雪ラッセルを期待してきたのだからと深雪を進むが、すぐに諦めた。人間は楽を好む生き物也。

一時間ほど進むと先行者の姿、3人が和カンジキで頑張っていた。挨拶しパス、トレースはまだまだ続く。
10分も進んだら今度はスノーシューの4人組みの姿が見えた。挨拶しラッセルの御礼を申し上げた。彼等は駐車場側の東屋で一服の様子、ここから一人ラッセルする。結構深くスキーを履いても膝下まで潜る。一気に汗が噴き出す。

車道終点からブナ林急斜面のトラバース、新雪がまたまた深い。途中からカンジキに履き替えようと思っていたが、面倒なのでスキーのまま二ノ滝神社まで進む。柏手を打ち参拝、そのまま滝を見に行く。
先行者のお陰か二時間弱で滝まで到着した。以前来たときには三時間半ほど掛かったはず、ありがたきはトレース也。



滝壺近くまで寄ってみた

下界がいくら寒かろうがまだまだ氷結途中、完璧な氷結は来月になるのだろう。
社に戻りスキーを脱ぐと股下まで沈む。そのまま雪の中をもがくように中に入ると喉の渇きはピーク、持参の水をゴクゴクとやったら一心地。
本当はBeerを呑みたかったのだが、ここに一人寂しく泊まるのも辛いので諦めた。

ここで秘密兵器の笊カンジキを装着し、カステラをポケットに入れ滝の直下までソロリソロリと進む。無雪期には完全に水の上、雪層の薄いところは水がにじんでくる。暫く直下でボケーッと自然が造り上げた芸術に見入る。うっすらと青く染まった氷柱の中から水がほとばしる様は、何度見ても素晴らしいものだ。
腹が減ったのでカステラをモゴモゴやってたら後続が現れた。聞けば夏には20年前に来たことがあるそうだが、冬季は初めてとのこと、目を輝かしていた。
特等席を彼らに明け渡し社に戻りカップ麺の昼食を取る。


       
更に近づいて

帰りは車道終点までスキーを背負い新兵器で登ってみる。
ウ〜〜ム・・・
こ、これはすごい。本当にスノーシューと同じくらいしか沈まないのだ。今までのワカンじゃこうはいかない。さすがの小国マタギだ。
感謝、感謝<(_ _)>ぺこぺこ

試しにツボ足で歩いたら、「深っけぇ〜!!」


後は温泉を目指し高速道路を快走する。


     
本日お世話になった雪上歩行具達