【感謝感謝の龍門小屋】


巨大なザックを背に清太岩山前のスノーリッジを行くS田氏

【日 程】2007年6月9〜10日(土日)
【山 域】朝日連峰
【山 名】龍門山(1688m)
【天 候】曇
【メンバ】単独
【コース】日暮沢→龍門小屋→日暮沢
(概 略)


6/9 日暮沢小屋(8:20)---(11:17)清太岩山---(13:00)龍門小屋

6/10 龍門小屋(10:00)---(13:40)日暮沢小屋


週末の天気予報は完全雨、こんな日は誰も来ないだろうと一人日暮沢へ向かう。案の定管理人さん達以外の車はなく、いそいそと準備してたら山岳会のS田さんが到着、巨大なザックを背負った彼の後を追う。雨は何とか持ちそうだが展望は望めない。
だいぶ雪の消えたゴロビツの雪庇を超えると、みるみる雲が切れ稜線が姿を現す。少し儲けた気がした。清太岩を過ぎユウフンで大休止、S田さんから朝日ビールをご馳走になり生き返る。



やっと姿を現した大朝日岳

竜門山の頭から残雪を辿って龍門小屋まで、外では管理人のE藤さんが何やら作業中、早速冷えた朝日ビールの歓迎を受ける。S田さんは狐穴小屋まで足を伸ばすとのこと、2リットルの赤ワインをお土産に置いていってくれた。感謝です。
E藤さんは作業中の踏み台を完成させご満悦の表情、早速この夜のテーブルとなる。
天気予報を信じたのか結局この日は誰も上がってこず、二人切りの夜を楽しむ。すっかり御馳走になり感謝、感謝、以後就寝時間不明 ・・・zzz・・・


目が覚めたら外は視界無し、風もあり寒い。朝食に素麺をご馳走になる。冷たくてとても美味しかったが、腹の底から冷えたのか、食べ終えたら急に寒くなった。熱いコーヒーで暖を取る。
狐穴から8時頃出発との無線連絡、管理人のA達さんとS田さんの到着を待って4人一緒にゆっくり下る。

途中から山菜採りモードとなりいつの間にやら皆さん本気になる。八つの目で隈無く探して下ったら結構な量になり日暮の小屋で山分け、ちょうど良い晩酌のつまみとなる。

稜線の花も咲き始め、久々に見たハクサンイチゲがまぶしかった。ウスユキソウの葉もだいぶ大きくなり、次週には花も楽しめそうな雰囲気だった。
来週は朝日の山開き、賑やかになる前の静かな山を楽しんだ週末、予報とは裏腹に一回もカッパのお世話にならなかった幸運と、お世話になった皆さんに感謝感謝です。