【里山遊び、八塩山】
                     鳥海グルッと一周の旅


山頂からの展望


【日 程】2006年11月26日(日)
【山 域】出羽山地(秋田県)
【山 名】八塩山(713m)
【天 候】晴
【メンバ】単独
【コース】前平登山口 →山頂 →鳥居ノ沢登山口
(概 略)


前平登山口(9:43)---(10:19)八塩山神社---(10:29)三角点---(11:13)鳥居ノ沢登山口---(11:24)前平登山口


穏やかな週末、土曜は仕事で休日出勤、今日も天気は良さそうなので何処に行こうか色々考えていたら、秋田の八塩山が鳥海の展望抜群なりの情報を得る。これから嫌と言うほど雪にはお世話になるので、せめて今のうちは雪のない里山でもと軽い気持ちで出発。

ネットで検索するといこいの森からの情報ばかり、カシミールで地形図を印刷すると矢島の方からも登山道の表示がある。少し距離はあるようだがとりあえずそっちを目指すことにした。が、現地に着くも方向音痴の私にはどうしても登山口を見つけることが出来なかった。諦めていこいの森を目指す。

かなりの遠回りにイライラしながら運転し、やっとの事でいこいの森キャンプ場へ到着、すぐにデジャビュ・・・
ようく考えたらやっぱり以前来たことがある場所だった。鳥居ノ沢登山口を素通りし前平登山口に車を止め出発、杉林の中を暫く登ると小さな社が現れる。軽く参拝し急登に向かうとすぐにブナ林に変わる。すっかり葉を落としたブナ林は展望も良い。

結構急な登山路は木の階段が整備されている。展望を楽しみながらゆっくり登ったら思いの外簡単に八塩山神社のあるピークに到着、社に参拝し中を覗くと木彫りの馬があった。内部は落書きだらけで興醒め、でも外の展望はなかなかよろしい。遠くに雪を被った岩手山や早池峰山、栗駒の山並みが異様に大きく見えた。もうすぐ全ての山が白いベールに包まれる。

   
山頂部のブナの美林  と  二等三角点


山頂部は気持ちのいいブナ林、落ち葉の絨毯を踏みながら三角点に寄り道し鳥海の展望を期待するも、既に雲に覆われつつある。朝は良い天気だっただけに残念だ。帰りは登りとは違う鳥居長根コースを下る。ここは尾根をまっすぐ下る感じ、途中「風ぴら清水」の標識があったので寄り道、美味しい清水がコンコンと湧きだしていた。

あとは一下りで鳥居ノ沢登山口へ駆け下りる。車に戻りボツメキ湧水で水を汲み昼食を食べ帰路についた。
ちょっと期待はずれの山行だったが、まあいいか・・・