【新緑の湯ノ沢岳】
                    (ビールで撃沈(^^;))


残雪の稜線

【日 程】2006年5月27日(土)
【山 域】摩耶連峰
【山 名】湯ノ沢岳(964m)
【天 候】晴
【メンバ】単独
【コース】本郷登山口 → 山頂 → 本郷登山口
(概 略)


登山口(9:16)---9合目分岐(11:01)---(11:20)湯ノ沢岳(13:26)---(14:46)登山口


朝早く鳥海方面を眺めたら風が強く雲に隠れていたので、寝直してゆっくり湯ノ沢岳に向かった。この山は2年くらい前の秋に、湯ノ沢岳から金峰山の縦走をして以来だ。以前は晩秋に訪れたのだが、出来れば春の新緑の頃に再訪したいとずっと思っていた。

東風(ダシ)が強く、明日の天気は下り坂の予報で下界は暑い。麓のコンビニで弁当とビールを仕入れ登山口へ、6台くらいすでに停まっており福島ナンバーの人とほぼ同時にスタート、日帰りで荷物も軽く楽勝のつもりで登ったが、何故か大汗を掻く。舐めてかかった訳でもないが、こんなにきつかったっけ、と言う感じ・・・

期待通り新緑が綺麗で、月山や朝日連峰が霞んで見える。樹林帯を抜け尾根に上がると日当たりの良い場所でヤマカガシが昼寝をしていた。どいて貰おうと尻尾を少し踏んだら飛びかかって来やがった。仕方なしに枝切れを拾い藪の方に誘導して退いて貰った。8合目付近の鎖場から上は岩領の歩きで少し緊張するも疲れの方が勝り怖くはない。山頂方面の急斜面には未だ残雪が残り時折音を立てて岩が転げ落ちている。結構な迫力だ。
9合目の分岐からは、なだらかな尾根歩きが続き途中雪を拾って山頂へ、山頂付近のブナ林の残雪が豊富で驚いた。


   
新緑の湯ノ沢岳

山頂付近のブナ林の残雪



あれだけ下に車が停まっていたのに山頂は誰もいない。まあ、とりあえずプシュでしょう。雪でキンキンに冷えたビールがとても美味しい。2本目をプシュした頃に途中パスした人達が続々登ってきた。朝日の遠望を解説してあげたら色々御馳走になった。霞んではいるものの何とか大朝日も確認でき満足。

さすがに2本もやっつけたら出来上がってしまい、夕方から所用もあり早く帰らねばと思いつつ1時間ぐらい昼寝、撃沈である。温かい陽差しの下惰眠を貪りあわてて下ったらほとんどの車は無かった。


   
白いイワカガミ?

艶やかなムラサキヤシオ