【つくば山ハイキング】


筑波山南面

【日 程】2006年4月9日(日)
【山 域】筑波山
【山 名】筑波山(876m)
【天 候】晴
【メンバ】2人
【コース】筑波山神社 → 女体山 → 男体山 → 筑波山神社
(概 略)


市営駐車場(9:50)---つつじヶ丘分岐(10:52)---(11:18)女体山---(11:48)男体山---(12:05)自然散策路東屋昼食(12:33)---ケーブルカー駅(12:53)---(13:59)市営駐車場


所用で久々の上京、愚弟の家に厄介になり、厄介ついでに筑波山まで案内させた。
だだっ広い関東平野で目立つのは何と言っても筑波山、まあ、深田百名山の一つでもあるし軽い気持ちで登ってみることにした。

常磐道を北上し土浦北ICで高速を降りて、暫く道なりに進むと筑波の山容が現れた。初めて目にする筑波山は思ったよりすっきりしてきれいな山だ。
が、麓の建物やロープウェイやケーブルカー、はたまた山頂付近の鉄塔と、いやはや何とも凄まじい光景だ。これはハウルの動く城か・・・


   
りっぱな筑波山神社

杉木立の登山道


大鳥居から左折し市営第三駐車場へ駐車500円也、桜が満開で綺麗だ。そこから筑波山神社へ山門を通って参拝、民家の間を縫って女体山の登山道へ、ケーブルカーを使わず歩いて登る物好きは結構いる様子、細い杉木立の中をゆっくり登る。下界から耳をつんざくバイクのエンジン音がやかましいく興ざめ。結構な急登を暫し大汗をかきながらTシャツ一枚で登り切ると茶屋のあるつつじヶ丘の分岐、ここから女体山までは奇岩の連続である。大仏やガマなどとそれぞれ名前がついており結構笑えた。


        
奇岩の数々
弁慶七戻り と 大仏岩



さすがに山頂付近はすごい人混み、順番を待っての登頂(876m)もあいにくの春霞ゆえ展望はあまり利かない。近くの茶屋では登頂1000回という人の祝賀会みたいなのをやっていた。この山に1000回とは、いやはやたいしたものである。
昼までまだ時間があったので、そのまま男体山へ、途中「カタクリ祭」とかで結構の人出であった。皆、思い思いの場所で弁当開きをしている。ロープで囲われた中をよく覗くとカタクリの花が満開であった。でも、なんかイメージが違うような・・・


       
女体山からの男体山 と 山頂の様子


当然ケーブルカーで登ってくる人達が圧倒的に多く、ここはある意味観光地だ。超ミニスカにハイヒールなんて人までいる。いろんな人を見ているだけで面白い。世の中にはいろんな人種がいるもんだ本当に・・・

男体山の頂上(870m)も当然人の行列、まあこんなもんでしょう。すぐに下る。ふと上空を仰ぎ見るとすごい数のパラグライダー、トンビの群れが舞っているようだ。巧く上昇気流をつかまえているのか全然落ちてこない。見てるだけで怖くなってくる。高所恐怖症には信じられない光景であった。

途中から自然散策路へエスケープ、男体山をぐるっと回るコースのようだ。こちらはいたって静かな雰囲気で少し落ち着く。驚いたことにブナ林がある。
途中の東屋で昼食休憩、お湯を沸かし定番のカップ麺とおにぎり、あちこちで弁当開きをしている。ここは都会の喧噪から脱出し、暫しの憩いを求めるオアシスなんだろう。だだっ広い関東平野には土色に光?輝く畑とゴルフ場しか見えない。

そのままケーブルカー脇の登山路を降りる。トレッキングシューズを履いての下りなんて何ヶ月振りだろう。早々に膝が笑う・・・
お昼を過ぎたのにまだ続々と登ってくる人がいた。この山を静かに楽しむにはアプローチで少し遠回りして、人の少ないルートを辿る方が良いでしょうな・・・


追伸
師匠、勝手に縄張り荒らしてごめんなさいm(_ _)m おまけにタイトルまでパクってしまいました(^^;)