【河原宿で冷やしそうめん】

【山 名】河原宿(1550m)
【天 候】濃霧
【メンバ】単独
【コース】湯の台から河原宿往復
(概 略)


駐車場(10:00)---(10:45)河原宿(12:00)---(12:45)駐車場


梅雨まだ明け切らないからか、休日というと天気の悪い日が続いて"山欠"状態が続いていた、天気に関係なく今日は鳥海と決めていたのだが、昨日の結婚式で飲み疲れたのかあえなく寝坊、それにしても下界は暑い。せっかくだからと家にあるそうめんを持って鳥海へと向かう。もちろん途中でビールも仕入れた。

車で湯の台口の駐車場を目指すが、上に行くほど視界が悪く風も強い。夏山シーズンだというのに駐車場はまばらな車、とりあえず河原宿を目指して歩き出す。Tシャツ一枚だと寒いくらいだがまあ登っている分には快適だ。滝の小屋上の雪渓もまだ十分残っていて固い雪に下りが思いやられる。八丁坂は西からの猛烈な風が横殴る。河原宿は視界も殆ど無く花もよく見えない。今日は急いで出たのでデジカメを忘れたがこれじゃ写真も撮れない。

いつもは登山者で賑わう小屋前には誰もいない。そのまままっすぐ大雪渓を目指しビールを冷やす雪を拾うも、とてもビールが美味しい天気ではない。雪解け水が流れ出す場所を見つけそうめんを茹でる。体が冷えきらない内に無理矢理ビールをやっつける。でもやっぱり美味いのだ。風が強くコンロの火が安定せずお湯が沸くまで時間がかかる。それでも雪解けで冷やしたそうめんは下界では味わえない冷たさがとても美味である。

横浜からいらしたという単独の男性に突然声をかけられびっくりする。こんな日に山頂を目指すと言うが、あまり無理をしないようにとお節介を一言、初めての大雪渓、単独でおまけに視界が悪い、GPSでも持ってれば何とかなるのだろうが・・・
遠くからいらしたのだから、まあ登りたい気持ちは解らないでもない。朝日、月山、鳥海と山形の山を楽しまれたそうである。
中でも朝日のヒメサユリは良かったと言っていた。